事業内容

マシニング加工とは回転させた工具でワークを削る加工で、フライス盤との大きな違いは自動工具交換機能を持っているということ。これにより、表面を削る・ネジを切る(タッピング)・穴開け・穴を広げる（中ぐり）など様々な加工を組み合わせた加工をする際に加工方法に合わせて適した刃物に自動交換するため、作業者がその都度工具を交換することなくなり、作業効率の向上や切削時の無人化が図れ、コスト削減を可能にしています。

フライス加工とは、切削加工の一つで回転させた刃物を固定させたワークに当てて、ワークを削って加工していく加工方法で、四角い製品の加工をする場合に多く用いられます。
平面加工・段差加工・溝(キー溝・T溝・あり溝)加工・曲面加工・穴あけ加工など加工方法に応じて回転させる刃物の種類を変えることで様々な加工が可能です。
また、当社では「汎用フライス」「NCフライス」を所有していますが、汎用フライスとは手動で刃物を移動させてワークを加工していく加工機で、NCフライスはワークと刃物の位置を数値で制御して加工していきます。汎用フライスの方が大変そう...と思われることも多くありますが、場合によっては汎用フライスで加工した方がやりやすいこともあります。

弊社で行う研磨はバフ研磨です。バフ研磨とは円形の羽布(バフ)を回転させて、そこにワークをあてて研磨する加工です。
グラインダー研磨とよく似ていますが、砥石を回転させて研磨するグラインダー研磨に対して、バフ研磨は布製やぺーパー製など弾性があるバフで研磨するためワークの形状を損なうことなく、表面を均一に研磨することができます。

旋盤もワークを削る切削加工の一つで、フライス加工やマシニング加工が刃物を回転させるのに対し、旋盤はワークを回転させて固定した刃物で削る加工方法です。
NC旋盤では、多数の刃物を取り付けたタレットと呼ばれる装置を回転させることにより、刃物の脱着をせずに違う加工を行うことができます。これにより刃物やワークの脱着時に生じるごくわずかなズレによって生まれる加工精度の低下を防ぐことができます。
また弊社の所有するNLX 2000は多種多彩なワークに対応するチャックサイズ8インチの高剛性・高精度ターニングセンタで、量産品加工から精緻な品質が求められる製品まで幅広い加工に対応が可能となっています。

弊社では主にTIG溶接を行っております。
TIG溶接とはアーク溶接の一つで、電気を用いてタングステンでできた電極棒とワークの間にアークを発生させて、その熱で材料同士を溶かしてそこにTIG溶接棒を溶かしながら材料同士をくっつけます。